ブラームス交響曲第三番

ブラ3聴いてます。ブラームスのシンフォニー、4つある中でこの3番が一番好きかな。わたしの場合、ブラームスは明るい曲調と言われている2番を含めて、秋から冬に集中的に聴きますね。特にこの第三シンフォニーは今の季節、晩秋から冬にかけてがイイです。

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第1楽章の雰囲気が何とも言えません。この曲を最初に聴いたのは高校生の時でしたが、その静かな衝撃は未だに胸の中に残っています。派手派手しいつくりの音楽ではありませんが、でも1音1音が豪華で、ヘッドホンで漏らさず聴きたいぐらいです。外への広がりというより内面にぐいぐい来る感じはまさにブラームス、やはり空気が冷たい時の音楽です。

有名な第3楽章ばかりが注目をあつめるこのシンフォニーですが、私はこの曲はいつも最初から通しでしか聴きません。各楽章間の有機的なつながり、シンフォニーはみなそうなんですが、この曲は特にそれを感じるからです。第3楽章と第4楽章の間に漂う独特の緊張感を味わうこともこの曲ならではですよ。

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ブラームスってマーラーもそうなんですが、主旋律の裏側でうごめく音を味わうという楽しみ方もあります。カレーライスの隠し味に何を入れるかでいつも議論白熱しますけど、ブラームスの場合、隠し味自体に深みがある感じです。
同じCDを聴いても、何年も聴き続けても、聴く度に隠し味の深さが増してゆく、それで中毒症状が発生するというわけです。


さて、年末と言えば第九。これから日本では、世界でも類を見ない第九の演奏ラッシュが始まるわけです。私はこの慣習、いいと思いますよ。だってドイツでもアメリカでも、ベートーベンの交響曲第九番が演奏されることなんてそうそうないわけですから。それを私たち日本人は毎年この時期になれば生で聴けるわけです。

東京はプロのオーケストラが世界一多い都市ですが、各オケの特徴を味わうのも面白いです。ソリストの中には既にスターの人もいますが、むしろこれから世界に羽ばたいていく人たち、彼ら彼女らを知る良い機会です。そして第九は高い技量が要求される曲なので、毎年この時期に演奏し続けることでオーケストラのレベル維持にも役立っています。

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